地方の弁護士八面六臂・田舎の弁護士七転八倒

地方?田舎?の 熱血?血の気の多い?弁護士の生活と意見です

地方の弁護士八面六臂・田舎の弁護士七転八倒の新着ブログ記事

  • ドキュメンタリー映画「荒野に希望の灯をともす」を見た

    ドキュメンタリー映画「荒野に希望の灯をともす」を見た。 数年前に何者かの凶弾に倒れた医師中村哲さんの35年間の活動を記録したものだ。 中村さんの活動は、苦難の連続だったと言うことがよくわかる。  診療活動自体にかかわる苦難、ソ連、アメリカの侵攻によってもたらされた苦難、干ばつによる子どもや老人その... 続きをみる

  • 芥川賞受賞作を読んでみた

     書店に芥川賞受賞作を掲載した「文藝春秋」が平積みで並んでいると、つい買ってしまう、という行動が何十年も続いている。  にもかかわらず、買ったまま、読まずに「積ん読」というのも、長年続いていて、ほとんど、受賞作を、その買った「文藝春秋」で読んだという記憶がない。間違いなく読んだ記憶があるのは、当時... 続きをみる

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  • 文学作品と誤り

     近年、小説を読んでいて、これは、間違いと言うべきだと感じたり、間違いと言えないとしても、著しく不適切だと感じたりする箇所に遭遇することがある。  百田尚樹著「永遠の0」については、著者の社会的立場とか、政治的意見とかについては、全く知らない状態で読んで、愚かにもというべきだろうか、純粋に感銘を受... 続きをみる

  • 許されない学術会議人事介入

     菅義偉首相は、日本学術会議の会員に推薦されていた105人の内、6人だけを任命しなかった。これは前代未聞のことであり、日本学術会議法という法律に照らしても許されない。無法と言っても良い行為であり、許してはならないと考える。  学術会議という団体は、上記の法律に基づいて「科学が文化国家の基礎であると... 続きをみる

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  • 「ワイドショー政治」

    「ワイドショー政治」という言葉をよく聞くようになってだいぶん年月が経つような気がする。でも、「ワイドショー政治」って何のことなのか、その厳密な意味内容、定義がなんなのか、あまりはっきりしない。広辞苑第七版を引くと、「ワイドショー」については、(和製英語)とした上で「芸能情報を中心にニュースや生活情... 続きをみる

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  • テレビCM「過払金が戻ります」

     以前、弁護士にテレビ広告などは許されていなかった。「士」という文字から連想可能かも知れない「武士は食わねど高楊枝」という言葉すら連想されるような、営利からは一歩離れた位置に身を置くことを求められる様な、規制と職業倫理の世界だった。そして、それでも食べていくことが、できていた。  それが、解禁され... 続きをみる

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  • 立憲主義、法の支配と検察庁法改定案

     早くも6年近く前のこととなった2014年7月1日の、集団的自衛権行使容認の閣議決定以来、第2次以降の安倍内閣の下で、立憲主義とか法の支配とかに関わる重大な事態が、目白押し、といえるような状況に至って久しい。  が、自然災害的な側面もある、新型コロナウィルスによる感染症の世界的まん延という、世界史... 続きをみる

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  • コロナとコロリと安倍と井伊

    我が国の幕末、安政年間にも、感染症が大流行して大変だったと、日本史のお勉強を通じて、承知しています。 コロナならぬコロリことコレラの大流行です。 当時は、安政の大地震、安政の大津波、そして安政の大獄、と、大変なことが目白押しで、まるで、現代の、この10年間くらいの我が国の状況は、その再現では、とす... 続きをみる

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  • 33年目の4月は新型コロナウィルス

    今の仕事に就いたのが4月。近年は、同業の新人の皆さんは、年末か年始に仕事を始めるのが一般的なようだが、我が国の年度のはじまりに仕事を始めたのは今のところ、きりが良かった気がする。 3年目の4月から独立し、 13年目の4月に最初のパートナーを迎えて移転し、 24年目の4月は東日本大震災の後の大混乱。... 続きをみる

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